【初心者向け】インフラエンジニアとは?現役4年目が初心者向けに解説

畑違いの業界からIT転職した女、まつです

この記事はこんな方に向けたものです。

  • インフラエンジニアに興味がある
  • ITのどの分野を目指すか決めかねている
  • 専門用語がわからないのでざっくり知りたい
  • これから勉強をしてみたい

ITと言っても中には多くの分野があります。私が調査した所だと少なくとも5種類、更に細かくすると20種類にも分ける事ができるそうです。今回はインフラエンジニアとは何をする職業なのか超心者向けに解説したいと思います。

専門用語がわからない
インフラへ興味があるけどイメージが湧かない
自分のやりたいこととマッチしているのか不安

そんな悩みを解決できるように書きました

私自身がゼロからインフラエンジニアへの転職をしているので、当初は全くイメージが出来ずに疑問だらけで不安がいっぱいでした。4年目になった今、インフラエンジニアとはITの中でも何を担っている?と調べ始めた当時の自分に説明するような気持ちで書きました。

なお、現在私はネットワーク構築専門の現場に携わっているので、後半の解説はネットワーク分野が強めの記事なります。

目次

インフラエンジニアとは

「インフラ」とは何か

“インフラ”とは、インフラストラクチャー(infrastructure)の略語で基盤を意味する言葉です。人々が生活をする上で最低限必要で欠かせないサービスや設備を「生活インフラ」と呼ぶことがあります。

ITの世界における「インフラ」とは私たちがインターネットへ接続し、そのサービスを利用する為に最低限必要な設備を指します。普段は意識することはないですが、ネットワークを介したサービスにはそれを提供する為の設備資源が必ず存在しています。

Webサイトの閲覧で例えると

前項でインフラが”サービスを利用する為に最低限必要な設備としましたが、それは一体何でしょうか。Webサイトの閲覧で考えてみましょう。

ざっくり必要な登場人物

  • 文字、画像などのWebページ情報
  • Webページ情報を入れておく”箱”
  • 箱までたどり着くための”道”

ざっくりですがこのような3つの役割に分けられ、インフラに該当するのは下の2つです。

Webページ情報を入れておく箱=サーバ

まずは情報を入れるための箱が必要す。情報を入れておいて閲覧するのであれば一体どんな箱がいいでしょうか?沢山入る大きいもの、依頼したらすぐに返事をしてくれるもの、安価なものなど様々です。

Webページ情報を格納し、必要に応じて中身を取り出せる箱=サーバとなります。

サーバ設備を構成する具体的なもの

  • ハードウェア(CPU・メモリ・ハードディスク等)
  • サーバ用OS(Windows・Linux等)

箱までたどり着くための道=ネットワーク

次に目的地の箱までたどり着く為の道が必要です。

箱までの物理的な道を敷いてあげたり、箱を訪ねてくる人がいたら適切に案内してあげる必要があります。

なるべく早くたどり着きたいなら道を広くしたり、複数の経路を作っておくという工夫も必要です。時には誰でも入れないように道を塞いでおく事もあります。

こういった箱までたどり着くための道=ネットワークとなります。

ネットワーク設備を構成する具体的なもの

  • ルータ
  • スイッチングハブ
  • LANケーブル

インフラエンジニアにも種類がある

ざっくり役割解説で「サーバ」と「ネットワーク」が登場し、それぞれの分野で担当する設備が違うことがわかったかと思います。

インフラエンジニアの中でもネットワークエンジニア/サーバエンジニアと更に分けられる事もあります。

インフラエンジニアを名乗るには両方の知識があった方が良いですが、ゼロから始めて全て完璧にするのは難しいと思います。しかし、自分にマッチした企業やプロジェクトを目指していけば良いので、そこまで深刻に考える必要はないと考えています。

全部出来なくても偏っても良いので、自分の好きな分野を伸ばしつつその分野のプロジェクトへ配属してもらえるように行動するのが一番近道だと考えます。

私は絶対にNW構築がいい!NW構築じゃないと嫌だ!と就活中に様々な企業に対し駄々をこねくり回し、構築が出来るプロジェクトへ配属してくれる会社へ即決しました。

初心者の方へおすすめの第一歩

ITの世界は幅広いので、まずは実際に学習して触れてみる事をお勧めします

スキルがなくても業界に入ることは出来るかもしれませんが、後でやりたいことはコレじゃなかった!となるのを避けるためにも、ITの中でもジャンルを絞る必要があると思います。

代表的な学習方法は以下があるかと思います。

  • 書籍
  • YouTube
  • Webサイト

多くの情報があるので、自分に合っていて継続できる方法であれば何でもOKだと思います。インフラ専門の私が、ンフラエンジニアを目指そうか迷っている人へ第一歩として勧めるものを紹介していきます。

インフラ系おすすめのYouTubeチャンネル

ねっとびTV

https://www.youtube.com/channel/UCWMuFE3KkqrAVE_JyzAhwiQ

現役インフラエンジニアの先生によるネットワーク技術の解説チャンネルです。わかりやすく、ITスクールもされているとだけあって信頼性が高いです。移動中にも聞くことが出来るのでおすすめです。かなりお世話になりました。

インフラ系おすすめのWebサイト

ネットワークエンジニアとして

https://www.infraexpert.com

こちらのサイトは基礎から応用の技術まで何でも書いてあっておすすめです。わかりやすく図説がされており、事前の勉強でも実務でも役に立ちますので、ずっとお世話になっています。

インフラ系おすすめの書籍

1週間でCCNAの基礎が学べる本

内容を簡単にまとめると、以下になります。

  • 初めてネットワークを学ぶ人向けの入門書
  • TCP/IPの基礎となるレイヤ7層を解説
  • “IPアドレスとサブネットマスクって何?”位の人におすすめ

CCNAというのはネットワーク機器ベンダーであるCisco社の資格です。本書は資格の参考書ですが、初めてネットワークを学ぶ人、これから深掘りして勉強していきたい人にはぴったりの入門書です。

また、内容は資格の対策というよりはネットワークの基礎の内容が9割です。

沢山のイラストを使った解説がされており、難しい内容ですが抵抗なく読むことが出来る所がおすすめです。私が最初に買ったネットワークの本でもあり、基本に戻りたい時に参考にしています。

この一冊ではCCNAに合格は出来ない

ネットワーク入門書としては優秀ですが、CCNAへの合格という観点ではかなり内容が不足しています。

本書のメインはTCP/IPの基礎となるレイヤの解説であり、Cisco機器の技術解説は少なく、そもそも試験範囲を網羅していません

なお、CCNAは2020年2月24日に改定されましたが本書は一般的なネットワークの基礎解説であるため、学習には問題ありません

未経験者に求められるもの

インフラエンジニア未経験者へ求められるものとして自ら学び自己研鑽することは必要かと思いますが、他には何があるでしょうか。学習面以外の角度から解説していきたいと思います。

「技術は後で付いてくるから、◯○」

面接を担当しているマネージャークラスの上司(何でも出来るベテラン)から、次に書くような特徴の人を採用するようにしていると聞きました。驚くことに、その上司は技術や知識よりも重視している事があると言ったのです。

変にギラギラしていない”普通の人”が好ましい

IT転職に関連する情報を見ていると、中にはインフルエンサーの過激とも言える発言や、業界で生き残りのし上がる為のノウハウが発信されているのを目にする事があります。

やる気があることは大変良いことですが、ITはチーム単位で動くことがほとんどです。よほどの突出した天才でもない限り、一人で成果を上げて何としても手柄を立てたい、仕事を独り占めしたい!という気持ちが前面に出過ぎると扱いにくい・輪を乱すと考え、なるべく避けたいようです。

社会人としての一般常識があるかどうか

IT系サービスは提供するものによっては事故が起こると重大な障害や影響につながりかねません。

その為、失敗を隠そうとしたり、素直に指示を聞き入れず自己流にこだわったり、人間性に疑問がある人は会社の信用問題になるのでNGと判断される事があるようです。

素直に指示に従える人がよい

未経験であることは裏を返せば何も知らないから逆に染めやすいとも聞きました。

つまり、誠実さや素直さを面接や現場でアピールして「未経験だけど、この人なら早く上達して信頼して仕事を任せられそう」と一緒に働くビジョンを相手に想像させる事が出来れば採用が近づくのではないかと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。





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高卒ITエンジニア4年目(27歳女)。異業種からIT転職成功。お金の勉強始めて3年で資産1000万突破。学歴・スキル無・発達障害で生きづらかった人生を変えたくて堅実に模索中です。

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